「証券口座はどこにしよう?」
システムトレードを始めようと思った投資家が、まずぶち当たるのがこの問題。

「些細な事のようで結構大事!」
弊社では、最近重要だと再認識しています…(苦笑)。
既にお気に入りの証券口座をお持ちの方も、セカンド口座開設のご参考にしてみてくださいね。

証券会社を選ぶときのポイントはいろいろありますが、今回は現物取引の手数料の観点で見ていきたいと思います。

手数料は、何と言っても安いに越したことはありません。
僅かな手数料でも、システムトレードで頻繁に取引していると、「えっ…こんなに使ったの?(驚)」
と振り返って見れば、結構な金額になっていたりします。

弊社では、これを「塵ツモ」状態と呼んでいます(塵も積もれば山となるの略)。
利益がこれだと嬉しいのですが…(笑)

さて現物取引の手数料は、各証券会社でご覧の通り。(2013年01月現在)
<図1>
2013030107






ポイントは、手数料の安さを基準に証券会社を選ぶことも大事ですが、利用している証券会社の手数料が、約定代金でどれだけ変わるかを把握しておく事も重要です。

手数料と1取引あたりの仕掛け上限金額を考慮して、余分に手数料を払わないようにしましょう。
例えば運用資金300万円の場合、1取引あたりの仕掛け上限金額は、図1の手数料を考慮すれば、10万円、20万円、30万円辺りを上限として売買ルール作りを始めるのが望ましいですね。
(何となく15万円や25万円のような中途半端な金額はNG!根拠ありならOK!)

仮に運用資金200万円の場合、約定代金は1取引あたり20万円以下に抑えて、次の3社から選ぶのも方法です。

 ・GMOクリック証券 : ツールがシンプルで使いやすい。四季報の財務分析データも充実。
 ・岡三証券 : トレーディングツールが充実。カスタマーサポート体制に定評あり。
 ・ライブスター証券 : 手数料が業界最安値水準。徹底的に手数料コストを抑えたい人向け。

運用資金がもう少し大きい場合は、手数料以外の面も考慮して、次の3社から選ぶのもありです。

 ・SBI証券 : 夜間取引をはじめ総合的にサービスが充実。
 ・楽天証券 : 日経テレコン(楽天版)が見れる「マーケットスピード」が魅力。
 ・カブドットコム証券 : 三菱東京UFJグループ。注文方式が豊富。

ちなみにTO戦略では、SBI証券以外に、新しくライブスター証券を使い始めました。
皆さんもご自身の投資スタイルとマッチした証券口座をぜひ見つけ出してください!